シード・プランニング、アップルとライバル企業の戦略を調査分析
◆アップルは音楽配信ビジネスの成功を受け「iPhone」「Apple TV」へと横展開。
◆アップルの製品・サービス5分野(*)で対抗しているのはソニーとマイクロソフト。
◆携帯プレーヤーはアップルとソニーの2強体制が確立。音楽配信はレーベルゲートが携帯キャリアと提携しアップル包囲網を構築中。
(*)5分野・・・iPhone/携帯プレーヤー/音楽・動画配信サービス/パソコン/TVを中心とするAV機器
市場調査・コンサルティング会社の株式会社シード・プランニング(本社:東京都台東区 梅田佳夫社長、以下シード・プランニング)は、アップルとライバル企業の分野別戦略と市場動向を調査し、このほど、その結果をまとめました。
アップルは2008年7月、全世界で「iPhone 3G」を発売しました。日本ではソフトバンクと提携し、ソフトバンクのスマートフォンとして発売し、携帯プレーヤーから携帯電話に本格的に進出しました。この間、パソコンのMacのシェアも徐々に回復、ますますアップルの存在感は増大してきました。
このような背景の下、本調査ではアップルの戦略と対抗する企業の対応を、5分野別(iPhone/携帯プレーヤー/音楽・動画配信サービス/パソコン/TVを中心とするAV機器)に、業界動向・商品動向・市場規模動向・将来展望などを調査分析いたしました。
なお、調査結果の詳細は、「2009年版 アップルとライバル企業の分野別戦略と市場動向」(税込価格189,000円/2008年12月18日発刊)として販売しております。
調査結果のポイントは以下の通りです。
◆アップルは音楽配信ビジネスの成功を受け「iPhone」「Apple TV」へと横展開
アップルは2001年11月の初代「iPod」と音楽配信関連ビジネスの成功を受けて、2005年10月に「iTunes Store」で映像配信を開始し、2007年3月「AppleTV」を発売。さらに「iPod」のノウハウを生かせる携帯プレーヤー搭載スマートフォン「iPhone」を2007年6月に発売するなど横方向にビジネスを広げた。
●「iPhone 3G」は世界同様日本でも販売好調、シェアは日本の方が高い
*関連資料を参照してください。
「iPhone 3G」は携帯プレーヤーに通話機能を持たせた製品。それまではビジネス向けであったスマートフォンの個人需要を掘り起こし、発売3カ月で世界で690万台を販売するヒット商品になった。
2008年後半から2009年にかけて、日本のすべての携帯電話キャリアがスマートフォンの新製品を投入する。KDDIやドコモは発売と同時にスマートフォン向けの音楽配信をスタートさせることが予想され、「iPhone 3G」同様のデザイン、機能、サービスで追従しようとしている。
2008年の「iPhone 3G」国内販売台数は30万台と見込まれ、2008年のスマートフォンに占めるアップルのシェアは日本の方が世界のシェアより若干高くなると予測される。
*詳細は、関連資料を参照してください。
■調査概要
<調査対象>
アップルのiPhone/iPod/Apple TV/iTunes Store/MacBook Airの5製品・サービスと、それらの製品分野であるスマートフォン/携帯プレーヤー/IPTVサービス/音楽配信/ワンスピンドルノートパソコンの製品・サービスを発売・提供している下記の15企業。
1.携帯電話キャリア:KDDI/ドコモ/ソフトバンク/イー・モバイル/ウィルコム 5社
2.携帯電話端末メーカー:RIM/HTC/SonyEricsson 3社
3.家電メーカー:ソニー/東芝/パナソニック 3社
4.携帯プレーヤー:アイリバー 1社
5.パソコン関連企業:Microsoft/ASUS 2社
6.音楽配信:レーベルゲート 1社
全15社
<調査方法>
直接訪問取材及び電話取材/オープンデータ調査
<調査期間>
2008年9月24日〜12月10日