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2010年03月30日

IDC Japan、国内PC製品動向調査結果を発表

国内PC製品動向調査結果を発表

●家庭市場向けポータブルPC標準内蔵HDD容量は2年間で約2倍の増加
●TVチューナー搭載率は2008年に下げ止まり、2009年は増加傾向
●企業で稼動しているPCのCPUはCeleron、Pentiumで約66%を占め、今後仮想モードを搭載したCPUへの切り替えが必要


 IT専門調査会社 IDC Japan株式会社(所在地:東京都千代田区九段北1−13−5、代表取締役:竹内正人、Tel代表:03−3556−4760)は、2009年国内クライアントPC市場における製品動向をデスクトップとポータブルに分け、ハードディスク(SSDを含む)、およびTVチューナー、CPUなどについて分析を行い、その結果を発表しました。これによると、2009年の企業向けポータブルPC標準内蔵HDDの平均容量は、データの集中管理およびローカルHDD容量の容量制限により、165GBとなっていることがわかりました。一方家庭用ポータブルPCの標準内蔵HDDの平均容量は、保存ファイルの増加や大容量HDDの生産増加の背景から、235GBとなっています。これは、2007年の平均容量と比べると約2倍の増加となっています。家庭市場向けPCでは更にHDD容量が増加することが予測され、そのデーターバックアップ方法が今後の課題となるとIDCでは考えています。

 一方、家庭市場デスクトップPCのTVチューナー搭載率は年々減少傾向にありましたが、2008年に下げ止まり2009年は徐々に増加する傾向が見られます。デスクトップPCのTVチューナー搭載率は、オールインワンタイプ(本体画面一体型)デスクトップPCの出荷量と相関があります。オールインワンデスクトップPCは、2009年から大画面化の促進、BDドライブ搭載率の増加、価格の低下などにより値頃感が高まり、出荷量の増加に伴いTVチューナー搭載率も増加しているとみることができます。オールインワンデスクトップPCは、独身ユーザー、リビングルーム以外で利用するユーザーも視野に入れており、アナログ放送停波に向け徐々に搭載率が増加することが予測されます。

 家庭で利用されているPCのCPUは、PentiumおよびCeleronからCore 2 Duoにシフトしているものの、企業で利用されているPCでは依然としてCeleronおよびPentiumを搭載した比率が66%と多いことが分かりました。企業で利用されているOSはWindows XPが中心であり、Windows XPで業務を行う場合、年々性能が向上してきているCeleronでも十分であることから、企業では低価格でコストパフォーマンスの高いCeleronを搭載したPCを継続して利用しているとみることができます。今後企業のOSがWindows 7に切り替えられる場合、従来のアプリケーションをWindows XPの仮想モードで動作させる必要がでてくることが想定されます。今後企業では、この仮想モードをサポートするCPUを搭載したPCへの切り替えが必要であるとIDCでは考えます。

 IDC Japan PC、携帯端末&クライアントソリューション シニアマーケットアナリストの浅野浩寿は「PCに内蔵されるHDD容量は今後も増加し、PC以外のHDDなどにバックアップを行う提案がPCベンダーには必要となる。PCベンダーは自社のソリューションのみならず、周辺機器ベンダーとも協業しユーザーにとって安全で簡単、確実なバックアップ方法の提供が急務である」と述べています。

 今回の発表はIDCが発行したレポート「国内PC市場 2010年〜2103年の予測:PCサブフォームファクター、HDD、SSDおよびTVチューナーなどの製品動向」(J10200101)」にその詳細が報告されています。

 【レポートの詳細についてはIDC Japanへお問合せ下さい】


<参考資料>
 国内ポータブルPC家庭市場内蔵HDD容量別出荷台数、2007年第1四半期〜2009年第3四半期
  ※添付の関連資料を参照


◇IDC社 概要
 International Data Corporation(IDC)は、ITおよび通信分野に関する調査・分析、アドバイザリーサービス、イベントを提供するグローバル企業です。46年にわたり、IDCは、世界中の企業経営者、IT専門家、機関投資家に、テクノロジー導入や経営戦略策定などの意思決定を行う上で不可欠な、客観的な情報やコンサルティングを提供してきました。

 現在、110か国以上を対象として、1,000人を超えるアナリストが、世界規模、地域別、国別での市場動向の調査・分析および市場予測を行っています。

 IDCは世界をリードするテクノロジーメディア(出版)、調査会社、イベントを擁するIDG(インターナショナル・データ・グループ)の系列会社です。

* 記載されている全ての会社名、製品名は各社の商標、または登録商標です。


■一般の方のお問合せ先
 IDC Japan(株) セールス
 Tel:03−3556−4761 Fax:03−3556−4771
 E−Mail:  jp-sales@idcjapan.co.jp
 URL: http://www.idcjapan.co.jp


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